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春を感じさせるお問い合わせが増えています

  • 執筆者の写真: 飯岡 恭子 HAB保護動物クリニック
    飯岡 恭子 HAB保護動物クリニック
  • 2018年4月9日
  • 読了時間: 2分

動物病院の春の風物詩といえば

「狂犬病予防接種」と「フィラリア症血液検査」の合わせ技による

繁忙期ですね・・・

お問い合わせのお電話にもすぐに出られないことも増えていて

申し訳ない限りです

「電話、通じないなあ・・・」という時は、ぜひメールでのお問い合わせを

おすすめします

お返事はその日の午後10時ごろになってしまいますが、必ずチェックして

かならずご返信差し上げますのでよろしくお願いします

もう一つ増えるのが

「子犬・子猫の保護」についてのお問い合わせです

保護動物クリニックと名乗っているので「預かってくれる」と

思われる方も多いのですが、当クリニックでは預かり・入院はお引き受けしておりません

動物を保護するということは「その命に責任を持つ」ということです

誰かが助けてくれる、ではなく、私が助けたいから助けるのだという姿勢でないと

無責任な保護活動が増えてしまい自分の資金力や労力を超えた保護をしてしまいがちです

テレビや新聞などでも目にするようになった

「多頭飼育崩壊」「アニマルホーダー」

こういった人々は元々保護を目的として動物を飼い始めた方がほとんどです

しかし、自分の能力を超える保護を始めた時点で崩壊がはじまります

自分が保護する動物を増やす、のではなく、保護する人々を増やす

これが正しい保護ボランティアの形ではないかと、思うようになりました

動物病院の診療費用は高額です

人間と違い健康保険の補助のないそれは、動物たちが命を終えるその日まで

保護ボランティアさまの負担となります

自分の限界を知り、一人ではなく皆で活動を続けること

保護の裾野を増やす活動をすること(保護犬・保護猫の飼育法のレクチャー、里親探し)

未来を見据えた保護活動をする皆さんを支え、医療費軽減・往診による診療補助を

続けてゆく所存です

動物飼育に携わるあらゆる人に、未来を見据えた行動を考えていただきたいと

心から願います

                  HAB保護動物クリニック 飯岡 恭子


 
 
 

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